5月は新緑の季節です。晴れ晴れとした天気で、お散歩やおでかけにも最適な季節です。お休みの日のおでかけ後の銭湯もオススメです。
昨年度から取り組んでいる北区との政策提案協働事業の二期目がスタートしています。本年度は赤羽界隈の銭湯を中心に活動を行っています。赤羽界隈にお住まいの方、ぜひとも活動にご協力いただけますと嬉しいです。
今月、5月25日には、ご近所の「くすのき荘」を運営する「かみいけ木賃ネットワーク」さんとの共同イベントも「稲荷湯長屋」で開催されるなど、銭湯だけでなく、滝野川界隈のご近所さんとの新たな企画も生まれるなど地域の生態系を育む活動にも広がりをみせています。
引き続き銭湯のあるまちなみの魅力を発信し、広めていく活動に力を注いでまいります。皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
「わたしのせんとうとまち」二期目がスタート
昨年度から実施しています北区との政策提案協働事業。2023年は滝野川界隈を中心に銭湯や地域の歴史や物語を聞き取り、銭湯の存在感を見つめ直し地域のコミュニティ再生につなげる活動を行いました。
本年度は、赤羽界隈を中心にプロジェクトを実施してまいります。二期目もどうぞよろしくお願いいたします。
さっそく、第9回の「わたしのせんとうとまち」開催に向けて、5月15日に赤羽地区の志茂にある「テルメ末広」さんの銭湯主にインタビューを実施しました。
インタビューでは、昔は非常に子供が多く、地域には駄菓子屋が3軒もあったり、銭湯の脱衣所には15台ほどのベビーベットがあったりというお話、脱衣所で詩吟を歌うお母さんや、浴室内で湯船に浸かりながら尺八を吹いていた方など、非常にユニークで風情を感じるエピソードを聞かせていただきました。
銭湯主さんのお話を踏まえつつ、「わたしのせんとうとまち」プロジェクトでは常連さんやテルメ末広さんのお近くに住まわれている方々等を中心に、地域のこれまでや歴史についてのお話を伺います。
「わたしのせんとうとまち」は6月6日(木)16時から17時30分にて開催いたします。テルメ末広さんのフロント前ロビーにて行う予定です。
ぜひ、周辺地域の昔の様子にお詳しい方から今現在ご近所にお住まいの方、対象銭湯に通われている方まで、幅広くご参加をお待ちしております。
ご参加をご希望される方は、お名前、ご住所をこちらへご連絡ください。
かみいけ木賃ネットワーク主催の「木賃文化月間」にせんとうとまちも参加、稲荷湯長屋でイベント開催いたします
稲荷湯長屋のご近所さんで、「くすのき荘」を運営する「かみいけ木賃文化ネットワーク」主催の「木賃文化月間」が、5月4日から開催されています。
木賃文化とは、「足りないものは、まちを使う」生活文化とのこと。日常生活のなかでまちを上手に使いこなしながら地域との豊かなつながりをもつ文化をかみいけ木賃ネットワークさんは各種プロジェクトを通して発信されています。
▼木賃文化月間について
https://note.com/mokuchin_bunka/n/n99cfdd325691
5月は「木賃文化月間」とし、くすのき荘を中心に、まちのあちらこちらで様々なイベントや催しを展開しながら、木賃の場を拡げていく活動をされています。
そんな木賃文化月間の活動に私たち「せんとうとまち」も参加し、5月25日(土)に稲荷湯長屋にて「せんとうとまちと木賃文化・公開ミーティング~銭湯のあるまちのこれからを考える~」と題したイベントが開催されることとなりました。
木賃と銭湯。共通項の多いもの同士、これからどのようなことができるか、参加者とともに考える場となっています。
イベントはお昼の13時から。誰でも自由にご参加いただけます。Peatixにて事前お申込み募集中です。ぜひご参加ください。
▼せんとうとまちと木賃文化・公開ミーティング~銭湯のあるまちのこれからを考える~
https://peatix.com/event/3940301
建築リノベーションアーカイブに稲荷湯長屋が掲載されました
国内外の保存再生事例を集めている「建築リノベーションアーカイブ」のウェブサイトに、稲荷湯長屋の事例が掲載されました。
beforeとafterの情報から、再生の過程や様子を丁寧にまとめていただいています。事例掲載にあたっては、「せんとうとまち」からも情報提供を行いました。ぜひ、ご覧ください。
▼建築リノベーションアーカイブ「稲荷湯長屋」
https://renovation-archive.com/2024/04/30/post-3388/
CBS Morningsにせんとうとまちのサムのインタビュー動画が公開されました
全米の朝の報道番組「CBS」にて、「Japan works to preserve ancient tradition」というタイトルで、日本の伝統文化として、相撲とならんで銭湯について紹介され、「せんとうとまち」のサムがインタビューに答えています。
銭湯文化、銭湯の建物としての魅力だけでなく地域コミュニティの魅力について語っており、それらとあわせてせんとうとまちの活動について答えています。
全編英語でYoutubeに動画が公開されています。ぜひご覧ください。
▼Japan works to preserve ancient tradition(CBC Morning)