「銭湯があるまちなみ」文化を継承するためのクラウドファンディング、残り2日間。ご支援のほどよろしくお願いいたします
8月31日まで!クラウドファンディングを実施中
photo:Yuka Ikenoya(YUKAI)
ご案内させていただいた、せんとうとまちのクラウドファンディングも、募集期限である31日まであとわずかとなりました。
おかげさまで多くの方々からご支援いただいており、また、支援を通じてさまざまなコメントやご相談もいただいております。皆様からいただきました資金を活用し、稲荷湯長屋を地域の憩いの場とするための運営資金として、そして、全国各地の銭湯文化を継承し、「銭湯のあるまちなみ」づくりを推進するための活動の資金とさせていただきます。
稲荷湯長屋のお披露目会をきっかけに、そして、このクラウドファンディングを通じて「せんとうとまち」の活動を知っていただいた方々も大変多くいらっしゃいました。多くの皆さんが、銭湯のあるまちなみを通じた文化的な魅力や、地域に地層されたまちの歴史に思いを馳せながら、銭湯を通じた地域コミュニティの可能性を感じていただいています。
また、クラウドファンディング掲載期間中にも、廃業した銭湯を再生したいとご相談いただいたり、銭湯の記録をいかにして行うか、といったご相談も多数寄せられ、ますます私たちの活動を持続可能で発展的なものにしていく必要性をひしひしと感じます。
ご支援いただいた皆様にも、我々の活動を引き続きご覧いただくため、定期的なご案内もさせていただきます。継続的にご支援いただけますと幸いです。
▼登録有形文化財となった銭湯と長屋を地域の憩いの場所へ。「銭湯があるまちなみ」文化を継承する活動を全国に広げたい
https://motion-gallery.net/projects/sento-to-machi-inariyu-nagaya
クラウドファンディングに関して、当初ご案内したものから一部変更になっております。
photo:TADA
新しい特典として、【稲荷湯長屋貸切プラン】を追加しました。
国の登録有形文化財である二軒長屋を再生し、地域のコミュニティスペースとして開いた稲荷湯長屋のうち、奥座敷を中心に貸切利用できるプランです。
湯上がりにゆったりとしてみたり、ワークショップやイベントなどでご活用いただいたりしてみてはいかがでしょうか。
【稲荷湯満喫セット】に、ご近所の老舗商店である亀の子束子さんの商品と、活動をご一緒している大正大学が作ったヘチマ石鹸を特典一覧に新たに追加させていただきました。
滝野川にて本店をかまえる、今年で創業115周年の亀の子束子さん。キッチン用品だけでなく、身体を洗う健康たわしも取り扱っています。そこで、ご近所の老舗商店である亀の子束子と稲荷湯とのつながりとして、今回、稲荷湯長屋にて亀の子束子さんの商品の販売を開始しました。クラウドファンディングでも、販売している商品の1つとして、健康たわし(サトオさん紐付き)を特典にさせていただきました。
お披露目会でもお手伝いいただき、今後の稲荷湯長屋の運営でもご一緒している、大正大学のキャンパス内で無農薬で栽培している野菜の1つであるヘチマを使って作った石鹸をリターンの特典としています。
ヘチマ石鹸は乾燥ヘチマを輪切りにしたものに、グリセリン石鹸とアロマオイルを加えた石鹸雑貨です。インテリアとして見た目と香りを楽しんでもいいですし、そのまま石鹸としても使えます。ヘチマの部分が出てきたら角質ケア用などにして引き続き使うことができます。
5,000円以上の特典には、「せんとうとまち新聞」を新たに追加いたしました。
お披露目会や稲荷湯長屋で配布している「せんとうとまち新聞」。稲荷湯長屋の再生過程や滝野川地域に関することをまとめています。
今後、滝野川や北区周辺の銭湯に関連した内容、および、せんとうとまちの活動を定期的に発信する媒体の1つとして発行予定で、その第一号をご支援いただいた皆様に配布いたします。私たちの活動内容を詳しく知ることができるものになっています。
購入を多数いただき、一時在庫がなくなっていたワールド・モニュメント財団の報告書がついた【文化遺産支援プラン】も緊急増加しました。
■メディア掲載
ジャパンタイムスに掲載され、海外にも銭湯の魅力が伝わっています
先日、『The Japan Times』にせんとうとまちの活動を取り上げていただきました。
海外から助成金をいただいて実現できた稲荷湯プロジェクトについて、英字新聞に掲載され、私たちの活動の思いやまちに対する考え方について丁寧に取材していただきました。新聞のみならず、ウェブサイトでも内容を閲覧することできます。
銭湯そのものももちろん貴重ですが、まちから公衆浴場がなくなれば、まちの温かいつながりも弱まり、大きな文化的喪失につながることも訴えました。
「銭湯の向かいにお爺さんたちが集まる酒屋があったり、八百屋さんや豆腐屋さんも食堂も周りに存在することが多い。銭湯を残すとはこの地域の生態系を残すことでもあります」。
引き続き、銭湯の価値を海外に発信していきます。ぜひご一読ください。
▼Sentō Samaritans: The fight to save urban bathhouses
https://www.japantimes.co.jp/life/2022/08/06/general/sento-bathhouse-historians/