3年間の北区政策提案協働事業の展示ご案内、今年も盛況だった初湯イベント|せんとうとまちニュースレター vol.50
新しい年を迎え、あっという間に1週間が経ちました。日頃より一般社団法人せんとうとまちの活動を支えてくださっている皆さまに、心より御礼申し上げます。
近年、自然災害や社会環境の変化が相次ぎ、私たちの暮らしや地域のあり方は、かつてない速度で揺れ動いています。そのようななかで、銭湯をはじめとする「人が集い、顔を合わせ、心身をゆるめる場」が果たしてきた役割の大きさを、改めて実感する機会が増えています。
湯に浸かり、何気ない会話を交わし、同じ空間を共有するーその積み重ねが、日常の安心や、いざという時の支え合いにつながっていることを、私たちは現場から学び続けています。
今年度は、3年間にわたり取り組んできた東京都北区との政策提案協働事業の最終年度であり、2025年までに北区内の現役銭湯22軒とその周辺地域をすべて回り切ることができました。多くの方々から、銭湯とまちにまつわる記憶や物語をうかがい、あらためて銭湯のもつ価値や可能性の大きさを実感する時間となりました。
現在は、最後の新聞発行に向けた編集作業と、これまでの取り組みを総括する展示の準備を進めています。皆さまに「銭湯のあるまち」の魅力をお伝えできる場となれば幸いです。ご参加・ご協力くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。展示や関連イベントも、ぜひご期待ください。
また、一昨年末のユネスコ・アジア太平洋文化遺産保全賞 最優秀賞受賞に続き、活動に対して多くの評価をいただき、この年末年始には複数のメディアでも取り組みをご紹介いただく機会に恵まれました。関心を寄せてくださる方々の広がりを励みに、今後も活動の質を高めていきたいと考えています。
加えて、企業や学術機関などと連携し、研究や実践を共にする機会も増えてきました。さまざまなアクションが一過性に終わることなく、地域に根ざした持続的な価値を生み出していけるよう、引き続き丁寧に取り組んでまいります。
効率や利便性、スピードが優先されがちな時代だからこそ、足元にある小さな価値や、時間をかけて育まれてきた関係性をすくい上げていくことの意味は、ますます大きくなっています。今年も、一つひとつの出会いや対話を大切にしながら、愚直に、着実に歩みを重ねていきたいと思います。
これからも、一つでも多くの銭湯とその周辺のまちなみ、暮らし、人のつながりを未来へ手渡していけるよう、身体も心もあたたまる活動を展開してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人せんとうとまち
代表理事 栗生はるか
【開催予告】「わたしのせんとうとまちー北区の記憶あつめー展」vol.3 王子界隈+北区 銭湯全軒ふりかえり
東京都北区とともに政策提案協働事業として展開している北区の銭湯全22軒を巡る「わたしのせんとうとまち」も、今年度末で3年間の取り組みの最終年度が終了しようとしています。一昨年度は滝野川界隈、昨年度は赤羽界隈、今年度は北区王子界隈を中心に7軒の銭湯を巡りました。
各銭湯で聞き取った貴重な地域の物語や銭湯の歴史などをまとめた「せんとうとまち新聞」の今年度7軒分を目下編集中です。2月から3月にかけて北区内の銭湯や駅スタンド、北区役所や北区観光協会などでお手にとっていただける予定です。
また、2月後半〜3月始めにはその成果を一挙公開する展示やイベントも予定しています。
今回は、王子駅近くの「北とぴあ」1階エントランスにて3年間の振り返りとして全軒分の大判「せんとうとまち新聞」の掲出と配布を行う他、「豊島湯」のコインランドリーの一角をお借りして今年度巡った王子界隈7軒分の新聞配布や紹介を行います。ぜひ、入浴ついでにお立ち寄りください。
より詳しい内容はニュースレターの次号にてご案内予定です。(せんとうとまちのSNSにも最新情報を上げていきます)
■「わたしのせんとうとまちー北区の記憶あつめー展」vol.3 王子界隈+北区 銭湯全軒ふりかえり
展示1 北区 銭湯全軒ふりかえり 総集編
北とぴあ 一階エントランス
2/23(月・祝)− 2/28(土)無料
時間:9:00-17:00(予定) 初日2/23のみ 14:00から
住所:東京都北区王子1丁目11−1(王子駅 前)
展示2 王子界隈 編
「豊島湯」 コインランドリー
2/22(日)− 3/1(日) 25日(水)休 無料
時間:15:00-20:00
住所:東京都北区豊島3丁目19−7
(王子駅前よりバス[王40]か[王57]で3分の豊島4丁目下車、徒歩1分)
※上記はあくまでも予定ですので、内容が変更される場合がございます。詳しくは次号のニュースレターか、「せんとうとまち」のSNS等で発信される最新情報をご確認ください。
展示2は 「豊島湯」 コインランドリーにて予定
展示1では、過去2年分も含め全21軒分の新聞を掲示、配布予定
1/14(水)放送 8:15~ NHK「あさイチ」銭湯特集にて「せんとうとまち」の活動が紹介されます
「コスパ最強!?千円で一日楽しめる銭湯特集」にて、「せんとうとまち」の活動メンバー及び滝野川稲荷湯でのプロジェクトが紹介されます。
今回は、当初からの理事メンバーのうち、栗生、牧野、サム、三文字が登場予定です。それぞれの専門性を活かした活動の背景や思いなども含めて取材を受けました。ぜひ、ご覧ください!
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https://www.web.nhk/tv/an/asaichi/pl/series-tep-KV93JMQRY8/ep/7KQJ4ZLGNW
初湯の後に稲荷湯長屋で甘酒を楽しむ新年
「初湯」として親しまれる1月2日の朝風呂。滝野川稲荷湯の朝風呂に合わせ、稲荷湯長屋で甘酒を提供するイベントは今年で4回目となりました。朝7時のオープンから甘酒が無くなるまで、100人近くの住民が立ち寄り、湯上がりのひとときを楽しみました。
稲荷湯長屋での定期営業を経て、11月にご近所に新店舗を構えた「かようびのおいなりさん」も、去年に続いておいなりさんを無料で提供するかたちで参加していただきました。また、稲荷湯の玄関でも美味しい杏仁豆腐が販売され新年から賑わいました。
2026年の稲荷湯長屋は、より一層充実した「まちの湯上がり処」を目指していきます。皆さまのお立ち寄りをお待ちしております。
月刊ウェンディ「地域再生を考える」に活動紹介を寄稿しました
「月刊ウェンディ」第439号(2025年12月15日号)、「月刊ウェンディ広島」第290号(2026年1月1日号)の「地域再生を考える第82回」に「まちの生態系をつなぎなおす−銭湯を拠点とした人と場所のつながり−」と題し、代表の栗生が活動紹介を寄稿いたしました。
「月刊ウェンディ」は、広島に本拠地があり全国展開をされている不動産サービス業の会社が発行している都市住民向けのフリーペーパーです。全国で110万部発行されていますので、見つけられましたら、ぜひご覧ください。
赤羽イノベーションサイト2月交流会にゲスト参加します
「わたしのせんとうとまち」政策提案協働事業でご縁のある東京都北区の赤羽イノベーションサイトで行われている定期交流会に、ゲストとして代表の栗生が参加予定です。
赤羽イノベーションサイトとは、新たな産業の担い手の育成、創業及び新規事業への参入支援並びに北区観光の魅力の発信を推進する北区の新たな拠点です。
今回の交流会は、北区で様々な事業や活動をしている方とつながりたい方、赤羽イノベーションサイトのコワーキングスペース利用登録をされている方、これから赤羽イノベーションサイトを利用してみたい方などが対象のイベントです。
ご興味のある方はぜひ、以下のサイトよりご確認ください。
https://akabaneinnovation.com/lpevent_20260213/














