暑い日が続き、体調管理も大変な毎日となっています。水分補給などを行って、暑い夏を乗り越えていきましょう。
せんとうとまちは、今年で2年目となる北区政策提案協働事業にて、今年度は赤羽地区で活動を行っています。すでに「テルメ末広」さんや「HOTランドみどり湯」さんのオーナーさんやご近所さんらへのヒアリングを行っています。活動の様子などはSNSにもあげていますので、ぜひチェックしてみてください。
引き続き銭湯のあるまちなみの魅力を発信し、広めていく活動に力を注いでまいります。皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
北区政策提案協働事業の1年目の報告を行いました
昨年度より3年計画で開始した北区政策提案協働事業の1年目の報告会が、6月に王子の北とぴあにて開催されました。
「銭湯を核とした多世代間の地域コミュニティ再生と記憶アーカイブによる歴史的・文化的まちづくり」と題し、3年間をかけて北区内全23軒の銭湯をめぐり、取材やイベント、新聞制作などを実施していきます。
1年目は滝野川エリアの7軒の銭湯を対象に実施し、銭湯のご店主や地域の方々から大きな反響をいただきました。協働している北区シティプロモーション課(現シティブランディング戦略課)のお力添えもあり、区報やケーブルテレビなどを活用することもでき、銭湯の存在の大切さやコミュニティ拠点としての可能性を広く知っていただくことができました。
報告会では、審査員の先生方から成果に対して賞賛と今後の展開へのエールをいただきました。期待に応え、3年で終わらない本質的な北区の銭湯支援につなげていけたらと考えています。
せんとうとまちの協働事業の取り組みの概要について、北区のウェブサイトにも掲載されています。
▼(一社)せんとうとまちとの協働事業(北区)https://www.city.kita.tokyo.jp/citypr/seisakuteian/sentotomachi.html
赤羽地区の「わたしのせんとうとまち」が始まっています
北区政策提案協働事業2年目、今年は赤羽地区の7軒をめぐります。
昨年度より北区との協働事業として始まった、銭湯を中心として地域の記憶や歴史を集め紡いでいくイベント「わたしのせんとうとまち」。
早速、北区志茂の「テルメ末広」さん、「HOTランドみどり湯」さんにてオーナーさんのインタビューやご近所さん常連さんのヒアリングを行いました。
今回も、「脱衣所で詩吟を歌うお母さんや、浴室内で湯船に浸かりながら尺八を吹いていたおじさんがいた」「床屋の旦那さんは裸にタオル1枚巻いて自宅まで帰っていた」といったユニークなエピソードがそれぞれの銭湯で集まりました。
詳細は「せんとうとまち新聞」としてまとめ、北区内の駅や各施設などで配布予定です。
ぜひお手にとってご覧ください。
Photo / 岡本茉莉(PIN design) Movie / 鶴若仰太(Keystone film)
■お知らせ
8月16日(金)夜10:54放送 テレビ東京「風景の足跡」にて稲荷湯長屋が特集されます
全国の再生された建物や名建築を取り上げ、その物語を丁寧に紹介する5分番組、テレビ東京「風景の足跡」に、私たち「一般社団法人せんとうとまち」が手掛けた「稲荷湯長屋」が紹介されます。
隣の「滝野川稲荷湯」とともに、空間をたっぷりと味わえる映像になっていると思いますので、ぜひご覧ください。
▼風景の足跡(テレビ東京)
https://www.tv-tokyo.co.jp/fukeinoashiato/
Canonの情報サイト「好きをかたちに itoshino」に取材記事が掲載されました
映像機器で有名なCanonの情報サイト「好きをかたちに itoshino」にて「銭湯があるまちに息づく 『地域の記憶』を未来へ」と題した記事が掲載されました。
代表の栗生のインタビューを中心とした活動紹介や、北区の滝野川稲荷湯、松の湯と周辺のまちについて取材いただいています。
全国の温泉地を訪れ日本人と湯のある日常を記録した写真集『ゆ場』(青冬社)を出版した写真家、柳原美咲さんによる鮮明な色合いながらもしっとりと語りかけてくる写真や映像も見どころです。ぜひ、ご覧ください。
▼Canon「好きをかたちに itoshino」EOS R6 Mark II×せんとうとまち(東京都)
https://personal.canon.jp/articles/life-style/itoshino/list/sentotomachi
兵庫県豊岡市最後の銭湯「京極湯」の記録プロジェクト、クラファンにて支援を募集中です
豊岡市最後の銭湯、そして但馬最後の銭湯「京極湯」は現在休業中。そんな銭湯の記憶がしっかりと未来に残るよう、地元の有志の皆さんが写真集・インタビュー録を制作するプロジェクトを進めています。
せんとうとまちのメンバー三文字も、現地に何度か訪問を同行させていただきました。立派な銭湯建築がまずは記録に残るよう、せんとうとまちとしても応援しています。みなさまも、ぜひご支援ください。
▼但馬最後の銭湯「京極湯」の記憶を記録に残したい!
https://camp-fire.jp/projects/766196/view