夏至を過ぎ、梅雨もそろそろ明けると、いよいよ「夏本番」な季節となりました。早いところでは、もう海水浴場もオープンしたとか。暑い日が続きますので、水分補給や体調管理にはお気を付けてお過ごしください。
昨年6月26日にオープンした稲荷湯長屋も、皆様のおかげで1年を迎え、より良い形で2年目を迎えることができました。これもひとえに、多くの皆様のご支援によって成り立っています。
そして、先日復活した荒川区の帝国湯も、まさに多くの地域の方々に支えられて営業再開になった事例でもあります。こうした取り組みを通じ、改めて、銭湯とまちとの関係性が重要であることを感じさせられます。
2年目を迎えた稲荷湯長屋、そして、今年度で4期目を迎える一般社団法人せんとうとまちは、引き続き銭湯とまちなみの魅力を発信し、広めていく活動に力を注いでまいります。
銭湯とまちなみの素晴らしさを共有し、魅力を高めていくために、皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。
「わたしのせんとうとまち」開催に向けて「えびす湯」「鶴の湯」にてインタビューを実施しました
本年度、東京都北区との政策協働事業の一環として始まった「記憶集めトークイベント わたしのせんとうとまち」。銭湯を中心として地域の記憶や歴史を集め紡いでいくために、銭湯周辺の地域の皆さまにお話を伺うトークイベントで、先日は稲荷湯長屋にて第一回目を開催しました。(一回目の様子は前回のニュースレターにて)
第二回、第三回の「わたしのせんとうとまち」開催に向けて、6月23日に「えびす湯」と「鶴の湯」の銭湯主の皆さまにインタビューを行いました。
北区王子駅に近い「えびす湯」と「鶴の湯」。事前準備として銭湯主の皆さまからはそれぞれの銭湯の成り立ちや、「昔は田舎だった」「商店が多くよく賑わっていた」など、かつての地域の姿などを詳しく伺うことができました。
「えびす湯」「鶴の湯」の「わたしのせんとうとまち」イベントは7月に実施予定です。ぜひ、それぞれの銭湯や周辺地域の昔の様子にお詳しい方から今現在ご近所にお住まいの方、対象銭湯に通われている方まで、幅広くご参加をお待ちしております。参加の募集は「せんとうとまち」のSNS等(Twitter,Facebook,Instagram)をご覧ください。
稲荷湯長屋が一周年を迎えました
昨年の6月26日の稲荷湯長屋オープンから一年が経ちました。この一年間、稲荷湯長屋に通ってくださった皆さん、ありがとうございます。
地域の方々に見守られながら、稲荷湯長屋の運営方法を模索する日々でした。稲荷湯長屋をきっかけに稲荷湯に通い出した方も多くいると聞いています。
また、この一年間で様々なイベントを企画しました。おばんざいや朝ごはん企画、おいなりさんといった食にまつわる企画や、ビールやコーラなどさまざまなドリンクコラボ企画、台湾の温泉や研究結果の展示、いつも大勢の子ども達で賑わう大正大学の学生たちによる多くのワークショップなど、多種多様な企画が行われました。
最近では、歌謡曲ナイトや今週末(7月1日、2日)に実施される沖縄料理のイベントなど、滝野川のご近所の方々による自主企画も増えています。また、勉強会や懇親会、撮影等でも多くの利用がありました。
2年目を迎える稲荷湯長屋も、地域の方々の憩いの場所として引き続き運営してまいります。これからも、稲荷湯長屋の場を少しずつ育てていきます。
長屋で何かをやってみたい、長屋の貸切利用についてのご相談は、以下のお問い合わせよりご連絡をお待ちしています。(お問い合わせは sento.to.machi@gmail.com まで)
賛助会員の申込、寄付が簡単にできるサイトを作成しました
いつもせんとうとまちを応援いただきありがとうございます。
団体を設立して早3年近くが経ち、今年度からは4期目を迎えることとなります。引き続き銭湯とまちなみの魅力を発信し、広めていく活動に力を注いでまいります。
そして、せんとうとまちは、個人や企業の賛助会員、そして、多くの皆さんの寄付で活動が成り立っています。多くの方々から「どうやって賛助会員になれるの?」「寄付はどこからしたらいいの?」を質問を受けることも増えてきました。
この度、Syncable(シンカブル)というファンドレイジングプラットフォームサービスを活用し、賛助会員のお申込みや寄付が簡単にできる仕組みをこのたび導入しました。賛助会員や寄付に際して、クレジットカードによる支払いが簡単にできるものになっています。
▼一般社団法人せんとうとまち のページはこちら
https://syncable.biz/associate/sento-to-machi
多くの方々からの支えを通じて、全国各地の銭湯の文化財化、および銭湯とまちとの関係をつなぐための活動を推進してまいりたいと思います。
私たちが取り組む様々な事業やプロジェクトのみならず、賛助会員の方々とも日々意見交換などを行いながら、ともに、銭湯が地域にもたらす価値を高め、銭湯とまちとの持続可能なあり方を模索していきたいと考えています。
賛助会員には、賛助会員向けのご連絡や会員限定の催しなども予定しています。また、日々の活動に際して、賛助会員の方々のお力もお借りすることもあるかと思います。
ぜひ、この機会に、賛助会員への参加の検討、および可能な寄付によるご支援をいただけますと幸いです。お力添えのほどどうぞよろしくお願いいたします。
■お知らせ
NHKワールドにて、せんとうとまちの活動、帝国湯再開についてご紹介いただきました
NHKワールドにて、日本における「Active Communities」の事例の一つとして、銭湯にフォーカスし、せんとうとまちの活動を軸に荒川区・帝国湯の再開について紹介いただきました。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2101005/
*動画の11分頃から
「帝国湯の復活」を深掘りした、「あなたの知りたい!検索します」東京ケーブルネットワーク にてご紹介いただきました
先日、復活した荒川区・帝国湯の再開準備、再開した日の様子を、荒川、文京、千代田に特化した番組「あらぶんちょ!」にて紹介いただきました。放送の様子はYoutubeにてアーカイブされていますので、ぜひご覧ください。
せんとうとまちでは、活動を支援してくださる賛助会員及び寄付を募集しています。
せんとうとまちでは、活動を支援してくださる賛助会員及び寄付を募集しています。
せんとうとまちは、銭湯が持つ文化的価値に光をあてながら、銭湯とその周辺のまちの生活文化を育んでいる重要な建物や環境の潜在的価値を掘り出し、見える化し、広く社会に発信することで、歴史の積層を踏まえた「銭湯があるまち並み」の保全や再生、魅力の向上を図っていきます。
事業やプロジェクトを通じて、銭湯を基軸に地域の方々、そして、同じ志を持っている全国各地の人たちともつながりながら、ともに銭湯が地域にもたらす価値を高め、銭湯とまちとの持続可能なあり方を模索していきたいと考えています。